パニック障害の治療Dでは、歯医者の克服経験をお話しました。
もちろん、歯医者に限らず、美容院でも同じことです。大切なのは、自分なりにリラックスできる状況を作ることです。
一度、拘束された場で、発作を起こすと、今まで大丈夫と思っていたことが、不安に感じてきてしまうものですね。
私は、歯医者で具合が悪くなってから、床屋さんに行くのが、たまらなく不安になりました。
今でこそ、行けるようになったのですが、それは、かなりの不安でした。
私の場合、会話もなく、静かな中で、ハサミの音だけがする環境では、変に緊張してしまい発作の事ばかり気にしてしまうのです。
そこで私は、店員さんに話しかけることにしました。勇気がいりましたが。
内容は何でもいいのです。まず話しかけること。床屋さんや美容院の店員さんは、慣れたものです。
それなりに、話題を作ってくれますから。
もちろん、話すより、雑誌などを読みながらのほうがリラックスするのなら、そのようにすればよいのです。
大切なのは、先ほども述べたとおり、リラックスする状況を少しでも作ること。
呼吸法とあわせて、リラックスできる状況を作り出せば、更にリラックスするのは間違いないでしょう。
最初は、時間がかかるパーマなどはやめ、カットなどの短時間からトライするのがよいでしょう。
私は、パニック障害になってから、腰を痛めました。治療は、整形外科にて、牽引、電気治療をやっていました。
牽引は、腰ベルトを付け、牽引するのです。動くに動けない。拘束感で、具合も悪くなりましたが、
今では、とてもよい経験をしたと思います。
その経験をしたから、今、通っている整骨院でも普通に治療を受けることが、出来るようになっているのです。
勿論、整形外科でも、看護師さんたちと、話をしていたし、今、通院している整骨院でも、楽しいいろんなお話します。